リーマンショック時
さて、下記のチャートは2007年~2009年の日経平均です。緑色の丸の箇所が下落の初動でした。時期は、2007年7月12月です。
ここで日経が天井から3000円ほど下落したので、ナンピンで買った人が多数いたと思います。私もこの時点では、まだ問題の本質がよくわかっていなくて、買い下がったのを覚えています。
そして、翌年2008年の8月にリーマンが倒産して、そこから約半値になるまで下落しました。14000円→7000円になりました。天井が18300円ですから、約61%のダウンです。
私は、この時期に損失を出したのを取り返そうと、2008年8月のリーマン倒産前日のニューヨーク市場でリーマン株を300万円分購入し、一瞬で資金を無くしたので記憶に鮮明です。
現在の日経平均チャート
さて、下記は現在の日経です。上のチャートとかなり酷似しています。ちょうど上のチャートの緑色の部分が現在の日経の位置になるかと思います。2007年夏ごろの下落の初期の初動です。
もし仮にリーマン時と同様に天井から61%下落したら、来年の夏頃の株価は、12000円になります。
リーマン時に感じたことは、下がるときは、予想をはるかに超えて下がる!!ということでした。当時より現在の方が未曽有のバラマキと金融緩和によって、市場規模が格段に大きいので、弾けた時の反動は大きい可能性もあります。
さて、この先どうなるかは予想するより、直近の値動きについていくのが賢明かと思っていますが、チャートの形成がかなり当時と酷似していますので常に警戒は必要かと思っています。