ブレイク成功する箇所、失敗する箇所を分析してみます。
上図は、6月第1週のAUD/USDです。
状況は、コロナ前の高値を抜けて、さらに上に突き進んでいる状況です。
上の黄色線は、前回の日足の高値ラインでかなり意識されそうな最高値ラインです。
①17時にブレイクします。上に60pips。ここは特に警戒するところではないかと、形も綺麗です。鉄板でエントリーしたい箇所です。
②23時のニューヨーク時間にブレイクします。もうそろそろ警戒感でますが、ここも綺麗な形で迷わずエントリーしたい箇所です。120pipsです。
③その後、3の箇所のローソク足が、2の上昇幅に対して、ほとんどすべて戻ってきます。次のブレイクを警戒してしまう箇所です。値動きが、そろそろ終了で荒くなってきています。しかし、まだ下に下がるチャートではないです。
④この箇所、7pipsだけの髭で、ブレイク失敗です。③の深い戻りの状況みていれば回避できます。加えて、ローソク足の直前の状況が不自然でフォロースルーされそうです。見送らなけらなならない箇所です。
⑤二度目のブレイク挑戦です。強欲の私なら、ここはエントリーする可能性高いです。時間は14時です。+27pipsのみのブレイクで、失敗といっていいでしょう。エントリーするなら、リスク承知で建値決済にしとくかです。
⑥60pipsのブレイクです。最終前回の最高値(黄色の線)にタッチして、このトレンドは終了したといって良い箇所です。
全部入ると、4勝2敗です。しかし、、、
④のブレイクを見送る。→③の足の形成からの警戒と、④のブレイクまでのローソク足の強引さ
⑤のブレイクを建値決裁にして引き分けにする。→すでに日足の高値が上にあり、動きが荒い相場の中でのエントリーなので、どうしてもエントリーしたければ、建値で逃げるプランを立ててからエントリー。
すると「4勝0敗1引き分け」、に持っていけます。
実際に動いている相場で、他の通貨も監視している中、勿論こんなうまく波には乗れませんが、相場の天井圏での立ち回り方を考えてみました。