投資家KAJI の トレード戦略ブログ

KAJI(カジ):元教育職20年・投資・民泊・賃貸業・太陽光事業等を実施中。常に悪戦苦闘!このブログはトライ&エラーで、精進していくための記録用です。

余談編:プライスアクションとフォロースルー

さて、ボブ・ボルマン著、結構楽しいです。どんな時に世界のトレーダー がどんなことを考えているのか。

今年の3月13日〜3月18日のコロナ禍でのオージードルについて考察してみました。

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1H足

荒い天井の上下から、下へのトレンドがはっきり確認してから「1の段階」になりました。

すでに20.75.200EMAはすべて下向きです。

1の波

あらい上下の波で、下抜けのブレイクが失敗しています。この波、180pipsもあります。他の投資家フォロー入れられない大きさです。リスクリワードが極端に悪くなるからです。損切り180pipsだとリワード360pipsくらいは実際難しい話です。

2の波

この波は64pipsです。まあかなり大きなうねりです。このブレイクアウトは、35pipsほどなので、エントリーしても利食いはできていた波ですが、まだリスクリワード悪く、皆がフォローしにくい波です。

3の波

大中小と一番小さな波ができました。それでも60pipsほどですが、、ここは鉄板で入りたい場面です。波が小さく、損切り幅が狭く設定できるので、リワード伸ばせると、ベア派のフォローが入りやすい場面だからです。そして、抜群の時間16時に下抜けです。100pipsのびました。ここはエントリーしたくなる、良い波です。

4の波

70pipsほどの波です。押し目が微妙で、時間が深夜1時です。かなり微妙な時間で、やはり、周囲にフォローされずに、ブレイク失敗です。

5の波

49pipsの波で、時間も16時、ロンドン勢がフォローしてきそうな展開で、リスクリワードも見込めそうです。しかも半日前の失敗で、二度目のトライです。絶好のエントリーしたい箇所です。この後、270pipsの下落です。

 

この展開に今遭遇していたら、勝てていたか?想像してしまいます。どこでエントリーできていたか?うまく立ち回れていたか。ブレイクアウトになんでもついていくと、このような大きな荒い相場で、結局上手く利益を伸ばせません。

 

如何にフォローが入りやすいプライスアクションをみて、エントリーできるかが、ブレイクアウト手法の勝敗の鍵だと感じます。