さて、フランスの暴動がようやく今朝のNHKBSのニュースで流れていましたが、テレビ局各社は、ワールドニュースが皆無です。イスラエルの紛争もフランスの暴動もまるで存在しないかのように、新橋のボヤ火災ばかりの報道で少し呆れてしまいます。
原油減産
サウジが7月100万バレル/日、ロシアも50万バレル/日を削減するとのこと。原油はそれでも反応せず、現在のWTI原油CFDのチャートは下記です。
世界の株式市場は堅調ですが、世界の経済活動の停滞(時に中国)で原油価格が減産しても価格が反応していません。昨年天然ガス高で欧州の家計を直撃しましたが、こちらも嘘みたいに下落しています。
ロシアの懐具合が苦しいのが暗に想像できます。
天然ガス
しかし、昨年の上昇が嘘みたいに下落しています。欧州天然ガス価格のDUTCH TTFも上記同様のチャートをしています。
その他貴金属では、ガソリンエンジンの触媒と使用されている、パラジウムの下落が顕著です。中国の景気後退が鮮明で鉄鉱石の価格も下落しています。鉄鉱石輸出大国のオージーの通貨、AUD/USDもちょっともみ合っています。
鉄鉱石
個別では、7/28決算のカナレ電気が、コロナが空けて、音響ケーブルが米国でも堅調に伸びてきており、注目しています。円安の寄与も恐らくかなり大きく売り上げに反映しそう。