さて、現在17時、子どもは塾で、妻は今日は会議なので、空いた時間で日本色材工業研究所についてざっくりまとめてみます。マスクが次第に取れてきて、化粧品の需要が戻ってきています。業績も戻ってきつつあるので、もう少し詳しく調べてみます。
基本情報
株価1702円、通期予想に対してのPER25倍(結構高い)、PBR1.2倍、ROE8%、時価総額36億です。スタンダード上場で、直近のPER変化は10倍~25倍、配当利回り0.6%、んー、数字だけみると、ちょっとなー、配当低いし、株価を積極的に上昇しようというスタンスには見えないなー。
会長 奥村浩士氏(12%株主)、社長 奥村華代氏(4.3%)、同族経営かと推測されます。化粧品のOEM、ODMをしている会社のようです。ホームページのデザインはひと昔前の印象ですが、日本で2か所、フランスで2か所の工場があるようです。フランスの工場、中々面白そうです。次の決算発表は7/13。
業績
コロナに突入した前後くらいから、赤字に転落していましたが、徐々に売り上げが回復し、2023年の4Qでなんと利益が前年比36倍をたたき出しました。つくば工場の拡張工事の経費が増加したが、NSF社を連結したことで利益が伸びたとのこと。来期の純利益は1億4千万円を見込んでいるとのこと。
来期予想の利益が、結構低く想定しているので、現在の予想PERは高めの数字です。あと、少し負債が多く、現金預金が低いのが若干気にはなります。
今後、マスクが外れて化粧品の需要が戻り、+インバウンドによって日本の化粧品の業績が戻ってくるのか要注目です。
次の決算には注目して、数字と内容次第では面白くなれば、、それまでに少し下がってくれれば良いのですが、通期予想に対して現在の株価が少し高いなーという印象です。会社の短信では、「高収益体質への転換」を重点戦略にあげていますが、通期見通しが保守的なのか否かは、まだ現時点の判断は難しそうです。
ちょっとそろそろ夕飯作ります。もう19時だ。。