投資家KAJI の トレード戦略ブログ

KAJI(カジ):元教育職20年・投資{株式・FX・CFD・オプション}、民泊事業・賃貸業・太陽光事業等を実施中。常に悪戦苦闘!このブログはトライ&エラーで、精進していくための記録用です。

京浜急行鉄道の分析

 さて、2023年の3Qの数値が良く、今後に期待していた、私の本命の一つだった京浜急行鉄道。ポジションのウェイトが一番大きかったです。2023年の本決算の4Qの数値が想定した数字が出なかったため、5/11に一旦全て手放しました。現在はだいぶ調整しているので、分析してみます。

 

京浜急行鉄道

 東京都心、羽田空港、横浜、三浦をつなぐ私鉄です。通期予想に対してのPER21倍、PBR1.3倍、配当性向19%、ROE6%代です。数値的にみれば、成長企業というより保守的な企業の数値です。過去のPERを見ると20倍~40倍で推移しています。結構高いですね。

 社長は川俣 幸宏氏です。「駅を中心とした新しいまちづくりに取り組む」と川崎駅隣接地の1万人のアリーナを中心とする複合施設を建設予定で完成は2028年です。空き家空き店舗の活用による地域活性、遊休不動産のリノベによる事業創出などに取り組みとのこと。

 

売り上げ比率

 ■交通 34% 鉄道事業 交通事業の中の売り上げの10%を占める、羽田空港への輸送が大きく伸びており、2021→2022で国内線ターミナル+48%、国際線+94%

 ■不動産 17% マンション分譲戸数は前年比-36%。賃貸業は前年比プラス

 ■レジャー 9% ビジネスホテル、レジャー施設はアフターコロナで堅調

 ■流通  24% 百貨店の売り上げが堅調に推移

とざっくりこんな感じです。交通は国際線中心に恐らく今期はさらによくなると想定しますし、レジャー・流通も同様に推移しそうです。不動産が意外と比率あるので、ここら辺がちょっとどうでしょうかね。プライム虎ノ門4月竣工、プライム横浜11月、プレミアム横須賀2024年2月、プライム川崎2024年3月で、予想は横ばいみたいです。

 

今期予想

 会社の予想では、売り上げ前年比+17%、営業利益+112%、当期利益+7.5%です。ほぼコロナ前に戻っていく予想です。EPS62円予想。営業利益がなんと2倍になる予想ですが、EPSの数値がもう少し大きく伸びてきたらおもしろくなりそうです現在のチャートが下記です。

日足チャート

 コロナ前の価格は、1600円~2800円くらいで推移しており、PER30倍~45倍の範囲でした。現在の株価は1274円、予想PER21倍。次は8/4に1Qの予定です。

 

ということで、今後の数値次第で、どこかで再度買いたい京浜急行鉄道を記録として掲載しましたー。