最近、個人投資家の井村さんが住石HD1514の保有割合を減少させて、麻生グループが保有割合を増やしました。
ここ最近、石炭価格が下落しており、ワンボ炭鉱の配当金と住石の株価を比較して、何か関連性があるか否かをみてみます。
住石とワンボ配当金と石炭価格の比較
水色ラインが石炭価格です。ローソク足は住石HDの株価です。チャート上の白文字がワンボ炭鉱の住石への配当金です。下の青いラインと〇のチャートは住石の1株益の推移です。
まず、ワンボ炭鉱の配当と石炭価格(水色)は、昨年くらいまでは、結構比例していますが、ここ直近は全く関連性が見られません。石炭価格が下落しているのに直近の配当額は過去最高を記録しています。
配当金の額と株価(ローソク足)、1株益(下の青ライン)は、比例しており、配当が入り、利益がでて、1株益が増えて、株価が上昇しているのはよく理解できます。
直近、石炭価格が実際の株価に反映されるまで200日くらいの差があるようにみえます。株価を200日戻すと、石炭価格のチャート推移と一致しているようにも見えます。石炭価格が上昇し始めたのは、2021年5月ごろ、株価が上昇したのが、同年の12月ごろです。
石炭上昇⇒炭鉱の売り上げ増⇒配当増⇒住石の決算または上方修正して、株価に織り込んでくるのに、これくらいの時間差があるのかなー?
次のワンボ炭鉱の配当は、3月~4月ごろ予定かと思いますが、株価に織り込まれるまでに上記200日のずれがもし、あるとすれば、次も良い数字を出した時くらいがピークかも??⇒かなり適当な無理のある仮説かも知れません。(;^_^
現に、ワンボ鉱山を所有している、ピーボディエナジーの業績が石炭価格の下落とともに落ちてきています。
ピーボディエナジーの純利の推移(百万USD)
2023.03 1Q 269
2023.06 2Q 179
2023.09 3Q 120
先のことはわかりませんが、一応自分なりに出口のシナリオ時期を考えてみました。