さて、以前のファンダメンタリストは、テクニカルにチャートを分析するのに意味はないといいます。
なぜなら、過去のチャートはすでに過ぎたもので、未来には何の関係性もない、、という理屈でした。
今や、ファンダメンタルとテクニカルの双方が影響し合う、というのが当たり前になっています。
以前の生物学での、環境説か、遺伝説か?の議論に似ています。今は、遺伝によって方向付けられるが、環境との相互作用影響し合うというのが当たり前ですね。。
リスクを取った分、リワードがでる!
これは、私が勝手に投資家心理の気持ちをもって、分析した結果、結論した考えです。
投資家は、リスクを1とると、見返りを1求める。この欲望が形となって、チャートを作っていく。。その欲望の痕跡があちらこちらにみられます。
下記をみてください。これは、2019年の豪ドルです。
全く同じ力が働いています。
■黄色の部分
安値買い派がリスクをとった上の黄色部分が下に見返り分として力が働く。
■青色の部分
ここも全く同じエネルギーです
■ピンクの部分
ここは、ピンクが、逆に全く同じ力が働いています。これは、次のよう考えています。最初のピンク上部2/3の部分は、押し目買い派がリスクを取る部分です。それが下に抜けないと、抵抗ラインから、上にブレイクした時、そのリスクをとった力がそのまま見返り分として反対に動く。。驚くほど、同じエネルギーです。多分リスクを取ったエネルギーが大きく、同じ方向に動くには、難しい。それならば、抵抗ラインから同じエネルギーで逆に動かす。。
→要は売り買いでのトータルでのその時の総量の力は同じで、上か下かだけの違いでは
、と勝手に考えています。
■赤色の部分
ここもラインで売った人がリスクをとった分、見返り分が下にでています。
■黄色の部分
これも面白いです。黄色の部分、安値から抜けたエネルギーが、抵抗ラインから全くおなじ力で逆に抜けています。
どこで、投資家が、リスクをとって、参加してきたか、、この心理戦を考えながら眺めていると、、めちゃくちゃ、めちゃくちゃ、楽しい。。。。。。。。