さて、今日も売買タイミングおそらく、夜までないような雰囲気なので、ちょっとコラムです。
相場のシナリオを立てることは必要か否か?
というタイトルです。
最初シナリオを立てることができず、ラインを高値同士、安値同士に結んで、ここにきたら、こうしよーくらいでした。リスクの範囲、利確の範囲も結構アバウトでした。
リスクがアバウトということは、枚数もアバウトです。よし、昨日負けたから、今日はちょっと多めに勝負しよー。これだと、当然トータルで負けてしまいます。(^^;
シナリオとは?
私個人の考えでは、シナリオは、必要かと思います。逆にシナリオがないと、資産を吹っ飛ばす可能性があります。
どういう風に立てるか?私なら、、の順序ですが、、
1.エントリーを考える。
このポイントにきたら、こうアクションになる可能性が高まるので、エントリー箇所を決める。
2.次に、出口戦略を考える
ここに来たら一旦利確する。もしくは部分決済する。第一目標で部分決済するか、全決済するか、第二目標まで半分引っ張るか、ある程度決めておく。強い動きが直前ででる可能性が高まったら、第二目標まで、引っ張ろー、とか。
3.リスクを考える
決めたリワードに対して、どこに来たら撤退するか、全撤退の位置を考える。大体ちょっとずれるので最大幅で最近考えるようにしてます。(^^;
→全撤退の位置は一番大切かも知れません。
4.枚数を決める
リスクの幅が決まったら、資産に対して何枚の購入が可能か?口座資金の1~3%の範囲内で決める。
この流れは必要かと思っています。
最初トレードの投資本で読んだ時は、「なんだ、それ、わかってるけど、面倒くさいし、いちいち細かなシナリオたてて、計算しなくても大丈夫でしょ!」って思ってましたが、大きな誤解でした。この面倒くさい作業の中にトータルで負けにくくなる要素が詰まっているからです。。
例えば下はドルスイスフランで、現在の1時間足のチャートです。
1.エントリー 前回の下落幅に対して半値戻し(0.618-0.786)の位置が緑の楕円形の位置です。下の波動に対してN波の達成位置でもあります。この2か所の根拠が重なるゾーンで売りのエントリーをすると仮定します。
2.出口戦略 利益は黄色い四角のゾーン付近で考えます。すると利益幅が70くらいです。
3.リスク リスクをどこに置くか、40くらい上の位置に仮定します。以前の高値の少し上あたりになります。ここまで来たら、一旦形崩れるし、諦めもつきます。
すると、リスク40ポイント、リワード70ポイントの戦略となります。
4.枚数 40ポイントのリスクに対して、自分のエントリーできる枚数を決めます。
ここまできて、ようやく、緑のゾーンで待ち伏せて、エントリーすることができます。
これは一例ですが、有名投資家○○○のツイッターを真似して、「外れたー!インチキだー!」という人いますが、細かな立ち回りや、利確、損切位置まで詳細に書いていませんし、そもそもどれくらいのリスクで立ち向かうのかもわかりません。
今回は、シナリオは必要か!のコラムでした。
→いつもこのブログは自分に言っているのである。。