昨日の決算みて、興味がわきました。すでに直近で株価が2倍になっていますが、とにかく内容が良さそう。
基本
株価1336円:時価総1426億
目が引くのがROEです。仮に下半期も上半期と同様の純利と仮定すると、なんと60になります。とにかく凄まじい。
利益率:直近で営利が6.99%、純利で5.6%と、2018年以降最高です。
社長:間野 祐一氏 「事業成長のキーワードは自動化と脱炭素」「無人フォークリフトや自動倉庫、自動化物流機器で労働力不足を補う」「直販ビジネス、自社による製品提案からアフターメンテまで一貫体制を整える」確かに自動化の流れはこれから拡大していきそうです。
事業
フォークリフト・物流システム、2017年にユニキャリアと経営統合。ユニキャリアはフォークリフト(バッテリー式・エンジン式)を扱う会社のようです。
2019年にポンマテリアルを買収。ここののれん代が毎回入っているんですね。ここはテキサスに本社がある、米国最大規模の物流機器販売会社のようです。ここの買収の影響で強みがある北米での売り上げが好調のようです。のれんが2023年1Qで231億と明記してあります。1Qで25億償却。償却スピード早くない?何年償却でしょうか。
売り上げ比率
米国が52%、日本27%、欧州15.5%、アジア5%。米国と日本で8割です。中国で減収してますが、他の地域では増収。
6割くらいの比率で製品で売り上げ、アフターサービスでも2割くらい稼いでいます。一部リースも。
株主
三菱重工 64.5% その他諸々ありますが、ノルウェー政府 1.3% です。
配当
予想配当利回り1.4%。配当性向13%。19円配当予定。
今後
中計の目標数値、売り上げ5000億、営利300億、営利率6%、とあります。
2Q後現在は、売り上げ3437億、営利227億、営利率6.61%です。
十分に目標を超えてきそう。三菱重工と共同研究の物流の自動化システム、まだまだ可能性がありそうな分野です。