さて、今回の決算時期で気になった銘柄の本命、ゲオホールディングをまとめてみます。
基本 ゲオホールディングス 2681
プライム市場 時価総:955億 PER予想:13.6倍 PBR:1.18倍 ROE:7.39%
株価:2312円(8/16) 過去幾度も上方修正を出しています。配当利回りは1%位。過去2年の平均PERは16倍、PBRは0.82倍です。
1Qの数値で、前年同期比で、売り上げ+31%・営利+43%・経常+49%・純利+59%です。通期純利益70億予想に対して1Qで48億達成しています。営利と経常の差は為替差益のようです。これも継続性があって、さらに拡大できるかが焦点となります。
社長:遠藤結蔵氏(1.3%の株主)1978年生まれ 創業者の長男 早稲田大学政治経済学部 セカンドストリート買収やセルフレジ導入など、やり手のイメージです。
創業者の遠藤結城氏は2004年に交通事故で他界されているようです。元はレンタルショップが起源なので、すでに会社は大きく成長しています。
「価値あるものを循環させ、暮らしに多様な選択肢を!」「新品を買って捨てる価値観から循環型社会という価値観への変化」
事業の粗利の前年同期比
リユース 15101 → 19357 +42億
メディア 5619 → 5812 +1億9千
新品 3798 → 5002 +12億
その他 9674 → 9116 -5億5千
一番はリユースの衣服が好調だったようです。新品はプレステ5本体と関連ゲーム好調です。プレステ5の恩恵は2Q以降減少しそうですが、肝心のリユースが好調続けば、2Qの数字も良くなるかも?
為替差益
2022年1Q:4億8千万
2Q:9億2千万
3Q:3億4千万
4Q:6億8千万
2023年1Q:9億6千万
どこでここまでの為替差益がでるのだろー。
米国、台湾、マレーシアに展開しているので、売り上げを円換算するときに発生する認識で良いのかな?円安恩恵銘柄そうなので、ドル円のレートにも注目。
自己株式消却
2023年2月28日に発行済み株式総数の7.12%というかなりの総数を消却しています。これで単純に1株益が7.12%増えます。現に今回の1QのEPSが122円と過去最高を記録しています。
今後の展望
本日、大阪の2店舗を視察がてらみてきました。ちょうどセール中で、結構な人が出入りしています。ベビー関連グッズを買っている人や、やはり衣服をみている人が圧倒的に多数でした。米国の売り上げは、2027年までに700億ドルにしていく目標のようです。今年春にオープンしたマレーシア、と台湾市場にも期待です。
後、100%子会社のVIVIONってどうなんだろ?? VTUBERのあおぎり高校、わざわざ決算説明資料に掲載していたけど、連結してどこの数字に入っているのだろ?
んー、悪くない、、決して現在PERもPBRも高くないし、1Qの数字を見たら、まだまだ伸びしろがありそうな感じがしています。VTUBERの事務所を買収したりと中々面白い取り組みをどんどんしています。
こちらも、夢がある銘柄かなー。。
海外店舗の情報や口コミをこれから調べてみますー。もう17時だ!!一日はやい。。。