さて、20年くらい前、山口県まで、鉄の専門家に会いに行ったことがあります。著書を何冊も出されている有名な方です。
※何故、会いに行ったかというと、純粋に海や河川を豊かにする、その方法について興味があったからです。
今河川の大部分が洪水を防ぐために、左右が分厚い且つ高いコンクリート塀でおおわれています。
すると、木々からの落ち葉で作られる腐葉土(鉄分)が河川に流れ込まなくなり、河川や海がどんどん痩せてしまう、、といった現象がおこります。そうです、山々からの腐葉土は重要な自然の養分となるのです。
そこで、腐葉土の代わりに鉄分を部分的に海や河川にまくと、徐々に豊かに変化していくとのデータがあり、すでに各大学などで実証されています。。
確か山口大学でも実証されていたと。
下の四万十川の河川をご覧ください、、、、関西では見かけない光景です。
左右の土手にコンクリートでおおわれた場所がありません。木々の中に川が流れています。
自然と山からの腐葉土が川に流れていき、多くの魚で生命感があります。
いやー、なんだか、今までにない嬉しい感動がありました。。
生き物と自然の宝庫、四万十川、、毎年、、いきたくなりました。。。
山々と繋がった四万十川(隔てるコンクリートがない!!)