投資家KAJI の トレード戦略ブログ

KAJI(カジ):元教育職20年・投資{株式・FX・CFD・オプション}、民泊事業・賃貸業・太陽光事業等を実施中。常に悪戦苦闘!このブログはトライ&エラーで、精進していくための記録用です。

余談編:複利運用のA氏・普通運用のB氏

投資を真剣にしている方は、恐らく100%知っている複利について考えてみました。

複利は、かのアルベルト・アインシュタイン氏が人類の最大の発明と、言ったほど、素晴らしい理論です。相対性理論、速度によって時間が変化する考えは、実は、幼少期の子どもたちがしている思考です。。。同時性というものがないのです。。詳しく知りたい方は、ジャンピアジェ博士の同時性で調べてみてください。子どもは時間を相対的に捉えているとは、私も知った時に鳥肌がたちました。

さて、話を元に戻しますと、

 

複利運用:

複利運用をしているAさん、そうでないBさんがいました。

両方とも、月に20%の利益をあげています。

スタートが100万円と仮定します。

1ヶ月目:A氏120万円 B氏120万円(0万円の差)

2ヶ月目:A氏144万円 B氏140万円(4万円の差)

3ヶ月目:A氏173万円 B氏160万円(13万円の差)

4ヶ月目:A氏197万円 B氏180万円(17万円の差)

、、と続いていきます。

さて、3年後にどれくらいの差がでるでしょうか???

 

私も結構驚きました。

Å氏の口座:約6億7千万円 B氏の口座:820万円

複利運用知らない方は、「そんなバカな!」と思う結果ですが本当です。

 

実際は、月利20%を維持するのは、無理がありますが、そこは一旦横に置いて、複利の力には驚かされます。

 

 実際に世界の資産家が、益々肥えていく原理は複利、ここにあるのでしょう。トルコのエルドアン大統領が、金利上昇に反対だったのも少しわかる気がします。

資本主義が始まって以来、ビッグバンのように増え続ける世界のマネー、金融緩和により、益々拡大しています。

まあ、複利は夢のある話ではありますねー。

 

複利運用の方法:

実際に複利の考え方を取り入れるのは、意外と簡単です。

①まず、専用口座を作ります。

②専用口座の資金の2%くらいを最大のリスクとして、対象商品に投資します。

③結果的に増えたら、その2%くらいを最大のリスクにして、次の対象に投資します。

※2%は投資関連の書籍に出てくる一般的な数字です。

 

例)10万円をポンド/ドルが上がるに投資する。

 ポンド/ドルは1.350として1.345になったら損切り、1.355になれば利益をとる、と計画すると仮定します。

 

計算式:

10万円×0.02=2000円(最大リスク)

1.350(現在値)-1.345(損切ライン)=0.005

0.005 × 103.30(現在のドル円)=0.5165(ポンド/ドルの0.005を円に置き換えます)

2000円(最大リスク)÷0.5165=3872枚

3872枚を購入することができます。

これでもし増えたら、102000円になります。負けたら、98000円となります。これを繰り返していく、、、といった具合です。