投資を真剣にしている方は、恐らく100%知っている複利について考えてみました。
複利は、かのアルベルト・アインシュタイン氏が人類の最大の発明と、言ったほど、素晴らしい理論です。相対性理論、速度によって時間が変化する考えは、実は、幼少期の子どもたちがしている思考です。。。同時性というものがないのです。。詳しく知りたい方は、ジャンピアジェ博士の同時性で調べてみてください。子どもは時間を相対的に捉えているとは、私も知った時に鳥肌がたちました。
さて、話を元に戻しますと、
複利運用:
複利運用をしているAさん、そうでないBさんがいました。
両方とも、月に20%の利益をあげています。
スタートが100万円と仮定します。
1ヶ月目:A氏120万円 B氏120万円(0万円の差)
2ヶ月目:A氏144万円 B氏140万円(4万円の差)
3ヶ月目:A氏173万円 B氏160万円(13万円の差)
4ヶ月目:A氏197万円 B氏180万円(17万円の差)
、、と続いていきます。
さて、3年後にどれくらいの差がでるでしょうか???
私も結構驚きました。
Å氏の口座:約6億7千万円 B氏の口座:820万円
複利運用知らない方は、「そんなバカな!」と思う結果ですが本当です。
実際は、月利20%を維持するのは、無理がありますが、そこは一旦横に置いて、複利の力には驚かされます。
実際に世界の資産家が、益々肥えていく原理は複利、ここにあるのでしょう。トルコのエルドアン大統領が、金利上昇に反対だったのも少しわかる気がします。
資本主義が始まって以来、ビッグバンのように増え続ける世界のマネー、金融緩和により、益々拡大しています。
まあ、複利は夢のある話ではありますねー。
複利運用の方法:
実際に複利の考え方を取り入れるのは、意外と簡単です。
①まず、専用口座を作ります。
②専用口座の資金の2%くらいを最大のリスクとして、対象商品に投資します。
③結果的に増えたら、その2%くらいを最大のリスクにして、次の対象に投資します。
※2%は投資関連の書籍に出てくる一般的な数字です。
例)10万円をポンド/ドルが上がるに投資する。
ポンド/ドルは1.350として1.345になったら損切り、1.355になれば利益をとる、と計画すると仮定します。
計算式:
10万円×0.02=2000円(最大リスク)
1.350(現在値)-1.345(損切ライン)=0.005
0.005 × 103.30(現在のドル円)=0.5165(ポンド/ドルの0.005を円に置き換えます)
2000円(最大リスク)÷0.5165=3872枚
3872枚を購入することができます。
これでもし増えたら、102000円になります。負けたら、98000円となります。これを繰り返していく、、、といった具合です。