先日、スカイマークの人事で、国交省から3人天下りがあり、個人株主から反発がありましたが、6/23の四季報速報の記事「天下り人事」に隠された真の狙い、という記事が参考になりました。「なぜ?この時期に時代と逆行する天下りを3人もするのだろう?」と思っていたので納得です。
天下りの考察
2022年にキャビンアテンダントの酒気帯び、2023年には整備士のアルコール検査を忘れた事案で同社は国交省から行政指導を受けています。
羽田空港のドル箱路線は、実は、5年に一度、国交省が各航空会社に配分して決定しています。その最重要項目に安全航行があるとのことです。この安全航行のために、元国交省の航空安全部長を務めた人物(高橋氏)を採用したとのことです。すなわち次の再配分の向けて安全を最大限アピールしていく必要があります。
前回は2019年の羽田発着枠配分基準検討小委員会報告書で路線が配分されて、2020年夏から現在の運行となっています。とすれば、次回は5年後の2024年の調査で路線が決定されるとのことです。この2023年度の安全性を高めるのは必須の条件となります。この高橋氏はかなり航空安全への知識に定評のある人物なので、是非スカイマーク、大きく羽ばたいてくださいーーー。。