投資家KAJI の トレード戦略ブログ

投資家カジ:元教育職20年・投資・民泊・賃貸業・太陽光事業等を実施中。常に悪戦苦闘!このブログはトライ&エラーで、精進していくための記録用です。

1/21(水):債券ショック発生。グリーンランド関税と財源なき減税のダブルパンチ

もう起こるべくして起こりました。 このブログでも何度も警鐘を鳴らし、昨年末から警戒していた「債券ショック」が、昨夕ついに発生しました。

すでに国債市場は不安定でしたが、決定打となったのは「世界的な関税リスク」と「日本の政治リスク」の連鎖です。

まず、グリーンランドへの関税報道で世界中に不安が広まり、海外市場で債券安(金利上昇)が進行しました。 そこへ追い打ちをかけたのが、国内の政治情勢です。衆院選の解散に加え、高市氏による「財源を明示しない消費税減税」の公約が市場に嫌気されました。

これにより、国債相場が異様に荒れ始め、日本の30年債券が断トツで売られる展開となり、価格が暴落(金利急騰)しました。

 

▼ 債券ショックの背景(感情論抜きの数字) 市場は以下の数字と現状を冷静に見ています。

  • 予算の肥大化: 80兆円の税収に対し120兆円の予算編成(いわゆる積極財政)

  • 止まらぬ赤字: 30兆円の赤字国債+補正でおそらく10兆円追加発行

  • 日銀の手詰まり: 唯一の買い手である日銀は、財政ファイナンスとみなされるため介入不能

  • 外部環境の悪化: グリーンランド関税など世界が混沌とする中での解散総選挙

  • 日本版トラス・ショックの懸念: 財源提示なき消費税減税を公約 (日本版DOGEのような省庁ができても、断言しますが1兆円すら削減できません)

その後、強烈な円安が進行し、昨晩ついに30年債(超長期債)が暴落。 市場が「日本の近未来はさらに財政が悪化する(その借金は買いたくない)」と反応し、30年債の買い手が消失しました。

▼ 本日の寄り付き動向

  • 日経平均:-1.5%(-780円)

  • プライム:-1.3%

  • スタンダード:-1.1%

  • グロース:-1.9%

石油石炭セクター以外は総崩れです。

  • 証券・先物:-3.2%

  • 保険:-2.7%

  • 銀行:-3.2%

これが典型的な「債券ショック」の反応です。 国債を大量に保有する銀行・保険セクターが含み損懸念で売られ、株式市場全体が冷え込むため証券セクターも売られる展開です。

▼ 私のポジション 一昨日から「金利が上昇しているのに金融セクターが下落している」という矛盾した動きを見て、そろそろかと思い以下の手を打っていました。

  • 売り: ゆうちょ銀行(空売り

  • 買い: 貴金属シルバー(買い増し)

  • 維持: 長期保有の個別株

とにかく、要警戒を継続です。