もう起こるべくして起こりました。 このブログでも何度も警鐘を鳴らし、昨年末から警戒していた「債券ショック」が、昨夕ついに発生しました。
すでに国債市場は不安定でしたが、決定打となったのは「世界的な関税リスク」と「日本の政治リスク」の連鎖です。
まず、グリーンランドへの関税報道で世界中に不安が広まり、海外市場で債券安(金利上昇)が進行しました。 そこへ追い打ちをかけたのが、国内の政治情勢です。衆院選の解散に加え、高市氏による「財源を明示しない消費税減税」の公約が市場に嫌気されました。
これにより、国債相場が異様に荒れ始め、日本の30年債券が断トツで売られる展開となり、価格が暴落(金利急騰)しました。
▼ 債券ショックの背景(感情論抜きの数字) 市場は以下の数字と現状を冷静に見ています。
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予算の肥大化: 80兆円の税収に対し120兆円の予算編成(いわゆる積極財政)
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止まらぬ赤字: 30兆円の赤字国債+補正でおそらく10兆円追加発行
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日本版トラス・ショックの懸念: 財源提示なき消費税減税を公約 (日本版DOGEのような省庁ができても、断言しますが1兆円すら削減できません)
その後、強烈な円安が進行し、昨晩ついに30年債(超長期債)が暴落。 市場が「日本の近未来はさらに財政が悪化する(その借金は買いたくない)」と反応し、30年債の買い手が消失しました。
▼ 本日の寄り付き動向
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日経平均:-1.5%(-780円)
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プライム:-1.3%
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スタンダード:-1.1%
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グロース:-1.9%
石油石炭セクター以外は総崩れです。
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証券・先物:-3.2%
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保険:-2.7%
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銀行:-3.2%
これが典型的な「債券ショック」の反応です。 国債を大量に保有する銀行・保険セクターが含み損懸念で売られ、株式市場全体が冷え込むため証券セクターも売られる展開です。
▼ 私のポジション 一昨日から「金利が上昇しているのに金融セクターが下落している」という矛盾した動きを見て、そろそろかと思い以下の手を打っていました。
とにかく、要警戒を継続です。