昨晩、読売新聞が「衆院解散を検討」と報じたニュースが一気に市場へ広がった。
時刻は米国東部時間15時、日本時間23時。
その「瞬間」に、市場は警告した反応を示しました。
その瞬間、何が起きたか
まず、日本国債(長期)の価格が下落を開始した(白矢印)。

極端に言えば、
「この水準では、日本国債を引き受けたくない」
という警告です。
日本国の負債を引き受けるにはリスクが高くなる。
価格が合わない。
そう世界の投資家が判断しました。
同時に、ドル円は上昇。
円の価値は、さらに低下しました。

市場が動いたのは・・
要するに、衆院解散で
積極財政を国民が支持する方向に進めば、
財政はさらに悪化し、
円の信認は一段と低下する。
世界の投資家は「そう考えている」のが数字として表れました。
コメ騒動は「前兆」にななる可能性?
昨年、「令和のコメ騒動」が起き、
コメのインフレ率は100%、価格はほぼ2倍になりました。
きっかけは、
「コメが不作らしい」という噂だけです。(しかも不作ではなかった)
もし今後、台湾情勢の緊張がさらに高まれば、仮に店頭から陳列するコメが減少しだすと、一気に再度買う動きが加速する可能性あるなーと感じます。
そして、今度は昨年の令和のコメ騒動の教訓をいかし、高くなる前にもっと買いこむ層が増加する予感する。
戦争を経験した祖父
祖父と20年仕事を一緒にしたので、毎日のように戦時中の話を聞かされました。
「今では信じられないだろうが、銀行が封鎖されて新円に切り替えられ、猛烈なインフレで、財産税ですべて没収されたと」
晩年に会社内にコメの保存庫を作り、もし有事のことがあっても社員とその家族分のお米くらい備蓄しておこうと大量のコメを保存していました。
戦争を経験した人は、今振り返ると危機感を持っているなーと感じます。
とにかく通貨安のインフレはこれから日本を襲う可能性は高いと考えているので、過去ブログで何度も警鐘していますが、日本国債の利回りが上昇してくると、どこかのタイミングで住宅ローンの変動の優遇が剥がれ落ちます。そして、イギリスのトラスショックのように急騰すれば、住宅を手放さざるを得ない人が急増し、パニックになります。
僕らは、インフレの耐性がほとんどないので、如何に通貨安が怖いか体感としてわかっていません。食料の備蓄は貴金属と同様に投資だと考えて、早めに行動しようと思っています。