投資家KAJI の トレード戦略ブログ

投資家カジ:元教育職20年・投資・民泊・賃貸業・太陽光事業等を実施中。常に悪戦苦闘!このブログはトライ&エラーで、精進していくための記録用です。

12/10(水):昨日の出来事!なぜ円安が加速したか・・

刻々と新たな材料が出てくる相場

刻一刻と、新しい記事や発言が出てきます。
相場の空気がはっきり変わりつつある、そんな一日でした。


昨日の印象的な出来事

■ 植田総裁の発言

日銀の植田総裁は、衆院予算委員会において
「例外的に金利が急上昇する場合には、機動的に国債買い入れの増額などを行う」
と発言しました。

これは最近の国債市場で、

  • 買い手が薄い

  • 価格が下落基調にある

こうした状況を食い止めるため、実質的に買いオペで下支えするというメッセージと受け取られました。

裏を返せば、
「日本は金利を“自然に”正常化させられるほど財政に余裕がない」
という現実を、あらためて市場に示してしまった形でもあります。

結果として、通貨の信認低下を意識した円安が一気に進行しました。


■ 日本国債に“海外勢が殺到”というブルームバーグ記事

もう一つ印象的だったのが、ブルームバーグの記事。

日本国債は確かに保有者の大半は国内勢ですが、
日々の売買の約65%は海外勢が担っている、という内容でした。

つまり重要なのは、

「誰が持っているか」より
「誰が価格を決めているか」

国内勢がいくら長期保有していても、
価格決定権は機動的に動ける海外トレーダーが握っている

そして彼らは、日本国債を「安全資産」ではなく、
売り浴びせる機会を狙う“トレード対象”として見ている――
そんな示唆に富んだ記事でした。

(※ 実際の記事リンクはこちら


本日のメモ(ゆうちょ銀行)

あらためて、11月に開示された
ゆうちょ銀行・9月第2四半期決算説明資料を見返していました。

■ 評価損の内訳

P7記載

  • 国債評価損:▲1.9兆円

  • トータル評価損:▲7,402億円

P22記載(満期保有目的=HTM)

  • 国債評価損:▲2兆7,302億円

合算すると
国債の評価損は約▲4.6兆円


足元、その後の国債下落を考えると、
ここから少なくともさらに1兆円程度は悪化している可能性もあります。

昨日は強烈な買いが入り、価格は一時的に戻しましたが、
構造的に見れば、やはり経営環境はかなり厳しくなってきていると感じます。


長期金利2%を明確に超え、いわゆる“債券ショック”が顕在化しない限り
これが一気に表面化して売り込まれる場面は来ないとも思います。

その意味で、
空売りは本当にタイミングが難しい――
あらためて痛感しています。(含み損中ー)  (-_-;)


トレードメモ

円キャリー逆回転狙いで持っていたドル円ショートは、
植田日銀総裁の発言を受け、一旦損切り

円安が加速すると円キャリー巻き戻しのプランが遠のきました。

下落局面はヘッジで拾いましたが、
やはり2%突破直前まで引きつけた方がリスクは低かったかもしれません。

 


それでは、良い一日を。
!(^^)!