投資家KAJI の トレード戦略ブログ

投資家カジ:元教育職20年・投資・民泊・賃貸業・太陽光事業等を実施中。常に悪戦苦闘!このブログはトライ&エラーで、精進していくための記録用です。

12/5(金):インフレ=株買い?

■インフレ=株買い? その“落とし穴”

投資には数多くの罠があります。
よく「インフレの国では名目株価が上昇する。だからインフレ=株を買えばよい」という話が語られます。

確かに インフレ初期には株価が上がりやすい のは過去のレ例からその通りです。
しかし、過去に悪性インフレに苦しんだ トルコ・アルゼンチンのケースを見ると、以下の順番でした。

✔悪性インフレ国家の典型パターン

  1. 初期:インフレで名目株価が上昇

  2. 臨界点:金利急騰 → 国債暴落 → 金融株が崩れる

  3. その後:通貨価値の低下に合わせてゆっくり名目株価が上昇

つまり、初動の株高に飛び乗った後、大きな下落に巻き込まれる段階が必ず存在するのです。

今の日本でも懸念材料は似ています。

  • 長期金利上昇 → 国債の評価損が急拡大

  • 住宅ローン金利の上昇 → 今後の不動産市場冷え込みリスク

  • 銀行・保険の含み損増加による金融不安

足元、銀行株は上がっているのは、この初動の動きと重なってみえてまう!


国債の信認低下=円売り? その前に起こること

一般的には「財政不安 → 国債売り → 円売り」と語られがちです。
しかし、現在の日本には 1.7兆ドル規模の円キャリーポジション が存在します。

つまり、

信認低下に伴う円売り(円安)と、円キャリー逆回転の円買い(円高)が同時に走る可能性が高い。

一方向に円安とはいかずにかなりの大きな上下の波の大荒れとなるので、俯瞰してみておくことが必要かも知れません。


■結論:フルベットは危険。最も危ないのは「途中の乱高下」

ここまでを踏まえると、

  • 株高にフルベット

  • 円安にフルベット

このような極端なポジションを取る段階では、まだないと考えています。

なぜなら、
マクロで正しい方向に張っていても、“途中の乱高下” によってポジションが刈られる 可能性が非常に高いからです。


■本日のメモ

とにかく長期金利の動きが不穏。債券ショックの予兆を強く警戒中。

今日は石油・石炭セクター以外が全面安でスタート。

 

ゴム製品やその他製品(任天堂 -2.7%、ブリヂストン -3.7%、トーヨータイヤ -3.2%、バンダイ -2.6%)が弱い動き。

 

私も本命銘柄の買いポジションがかなり大きいので、ヘッジとして
日経CFDのショートとゆうちょの空売りでリスク調整を試行錯誤中。

日経のショートなんか2年ぶりくらいのポジションです。