長いデフレ
失われた30年のデフレ時代。日本は、つい先日のインフレ突入まで長い長いデフレ時代で、他国はインフレと給与上昇が緩やかに続いていましたが、日本は、全くの変化なしの状態が続き、現在は米国・豪州と比べて給与が半分という状況まで差がついてしまいました。
「物価を考える」著者の渡辺努さんによれば、日本特有の問題が面白かったのでご紹介します。
ガリガリ君が値上げするときに、社長自らが原料が上がったので値上げすることに謝罪をしました。これは海外では考えられない光景で、値上げするのはごく当たり前のことなのに、なぜ謝罪するのかニューヨークタイムスの一面に掲載されたほどです。
加えて、ステルス値上げ。値上げすると消費者に嫌がられるので、量を減らして販売する。これは容器を作り直したり、生産ラインを変更したりとコストが増加するのに、わざわざステルス手法を使って、実質値上げをしてしまう。
要は日本の消費者が極端に値上げを嫌うので、企業側が価格支配力がない状況が続き、企業の利益が薄利となり、給与もアップしないのが、デフレの一因だとのこと。
今は、インフレで各企業値上げラッシュですが、少し前までのこの感覚、確かにわかる気がする。アベノミクスまでの流れがわかるので、是非おすすめの書籍です。
※ 物価を考える(デフレの謎、インフレの謎) 著者 渡辺 努
本日のメモ
米国債利回り、若干ですが落ちてきました。欧米の株価指数も関税ショック前までには戻りませんが、少しだけ上昇し、安堵感がでています。
ドルインデックスは下落傾向で、円高というより、ドル安の環境が続きます。
原油は下落後、横横の展開。このまま下落基調が続けば、結構恩恵受ける企業がでてきそう。
めげずに5月決算の予習をしながら、背筋伸ばして、一躍したる~~~~。
ラクトジャパン3139:値上げにより、厳しい展開だが、プロテインやヨーグルト、アイスクリームは好調。アジア向けの利益率も改善。営利YoY+33%。アジア展開しているし、IRのやる気も感じる。今後に要チェック。
ADF-HDアムスライフサイエンス:化粧品等のOEM。4/3に上方修正し、昨日の2Q決算。ヘルスヘア部門が絶好調。イスラム圏での売り上げ拡大を図るためにハラル認証を取得。この部門の営利がYoY122%と好調。
ラクトジャパン、買うまではいかないけど、いいなー。
良い一日を~。