正直日経が1000円くらいの下げを想定していたので、まさかの、歴史上最大の下げの一日になるとは。日本、台湾、韓国が異様に売られる展開になりました。
日経は直近で25%下落。時価総額230兆円が消えてなくなりました。
過去2番目の退場者
昨日は、個人の退場者が過去2番目の人数にのぼったのことです。SBI証券では、過去追証になった人数が2番目だったとのこと。彼らの保証金に入れていた代用証券、そしてそれを元に運用していた証券もすべて強制決済されることになり、相場が想像以上に痛んでしまいました。彼らの強制決済は、今日の場中でも実施されます。
何が起きている?
昨日は、Xの投稿が様々。YouTube等の動画はあまりなく、正直専業で相場をしている人ならば、そんな余裕はなかったと感じますが、次のような投稿の文がしっくりきました。
「表面張力パンパンのバブルに「最後の一滴」を注ぐ日銀のツキの無さ」
日銀が2013年から10年以上の金融緩和を終了し、一気にタカ派発言に転じました。わずかたったの、たったの0.25%の利上げですが、たまりたまった円キャリー取引が一気に逆回転し、ドル円が多くのロスカットを巻き込みながら、10%以上も下落。株式相場では、米国が失業率の悪化等の景気鈍化で利下げの議論がでている最中での日銀の利上げに加えて、タカ派発言。これによってバブルに針をさして爆発させたような展開です。史上最大の日経の下げに発展してしまいました。
個人的な対応
正直、場中、動悸がして、全身に汗がにじみでてきます。専業でしている人は、皆同じだったはず。三井住友がストップ安?三菱UFJが-18%?
一瞬頭がフリーズしました。前場の投げを見送りながら、後場に入り、全くリバウンドがなく、さらに売り込まれる展開に。これをみて、万が一これが続くと退場することを意味するので、最悪のシナリオを避けるべき、手を動かして、想定していた以上に手じまいをしました。
個別企業のメインの成長シナリオは全く崩れてないので、シナリオが自分の中で確信度が高いものは残し、シナリオが薄いものを売却しました。北米市場向けが好調な会社は、今後どのような展開になるのか予想が困難なので、こちらも売却。
結果的にポジションが金曜と昨日で、全体の1/3くらいまで減少させました。(-_-;)
近未来
昨晩の米国の非製造業景気指数が予想より少し良い数字で着地。これもあり、S&P500、ナスダックの下落も少し緩み、日経先物も少し持ち直しました。
リーマンショックの時も、米国が利下げのタイミングが初動だったと思います。加えて、イランの情勢もかなり緊張感が高まっています。正直米国のS&P500の月足をみると、まったく調整すらしていません。米株が本格的に調整をはじめる可能性も少し頭に入れないと。勿論、これで調整が終了してくれたらよいですが。
米国人の友達は、大統領選も控えてるし、暗号資産が新高値をとる可能性もあると言っていました。
S&P500の月足チャート(超絶バブルを形成しています)
本日のメモは、なしです。正直適時開示情報をみる余裕はありませんでした。(-_-;)
投資家の皆さま、互いに生き残ることを最優先していきましょー。