投資家KAJI の トレード戦略ブログ

投資家カジ:元教育職20年・投資・民泊・賃貸業・太陽光事業等を実施中。常に悪戦苦闘!このブログはトライ&エラーで、精進していくための記録用です。

円の暴走・・犠牲は個人資産

さて、ブログでも何度も掲載してきました。年内にドル円175円が現実味を帯びてきました。

息子が先週オーストラリアのコンビニにいき、普通のサンドイッチが2500円、水500mlが500円だったと驚愕していました。

見透かされている日銀

 そもそも円安の要因は日銀ではなく、政策の問題かと思いますが。どの政党も財政健全化、緊縮策を打ち出していません。

 過去には、円が強く、ドル円も100円を切って70円台に突入した時期もありました。円が強いと、日銀は無制限に円を刷って、増やした円をドルに変換して介入することが可能です。逆に円安になった時、手元のドルを売って円を買う必要があるので、介入に制限がかかります。

 それらが見透かされているかのように4月29日と5月2日に実施された2回の日銀介入規模総額9兆7885億円は無意味どころか、日銀に円安を止められないと世界に知らしめる結果になったように感じます。世界の流通マネーの総量もかなり増えているので、日銀単独では到底円の騰落を抑えられません。チャート的にも介入の大きな下落波は、上への勢いを肯定する要因となってしまいました。

ドル円チャート

世界のマネーサプライ(濃い青色)インフレ率(淡い青色)

↑Invescoより抜粋

https://www.bk.mufg.jp/tameru/toushin/report/pdf/market_report_global_338.pdf

 

犠牲になるのは個人資産

 もうすでにデフレから脱却して、かなりのインフレを感じるようになった日本。東京のマンション平均価格が1.4億円。中央値が0.8億円です。オリーブ油がスーパーで1300円。すでに都市部のマンションが買えない価格まで高騰してきました。大阪郊外の35坪~40坪くらいの一軒家でも軽く5000万円を超えてきました。すでに通貨価値が1/2~2/3くらい減少していると実感してしまいます。

 これまで、日銀が無限に円を刷って補填できるから、赤字国債はどれだけ増えても良い!という理屈を多くの経済学者・政治家が唱えており、莫大な財政赤字が増え続けてきました。

 結果脱デフレによってインフレ局面に遭遇すると、対応ができません。要は膨れ上がった債務の利息が払えないので金利を0%から上げられないバランスシートになってしまいました。

 上記の反論として、「日本には多くの資産があり、バランスシート上は問題なし!」

と言っている人がいますが、会社でいう固定資産にあたるものばかりです。要は売れないものばかりを資産といっており、固定資産が無駄に大きい会社は脂肪がたまっており、循環が超絶悪くなっていきます。固定資産が大きく、損益が常に赤字の会社の株式を買いますか?私なら、絶対買いません。

 やはり、個人的には、流動的な資産の税収の歳入を、その使途である歳出をしっかり見直すべきと。

 だからといって、財政を緊縮して歳出を減らし、黒字化を政策に掲げている政党は皆無です。1984年にニュージーランドが成功した歳出を大幅に見直す「小さな政府」、これを実行できる政党がいません。

 円の暴落で日本の製造業は大復活するかも知れません。実際に円の毀損で被害を受けているのは、個人の預貯金総額の2000兆円です。今後、さらなる暴落しても良いように、備えておくべきかと思います。

対策

対策1

外貨および外貨建ての商品

対策2

インフレに強い不動産関連(リート等)で積み立て

対策3

円以外のもので積み立て(ゴールド・プラチナ等)

対策4

輸出関連銘柄で積み立て