カーブフィッテングの問題
新春、初余談編です。カーブフィッティングとは、その時の相場に合わせて、手法なりをフィットさせていき適応させていくことを指しますが、、問題があります。。
現在の相場に合わせすぎると、未来の値動きでは全く通用しない!という難しい問題です。
ある時期に勝ちまくる手法がある時期では、全く機能しないという現象はよくありますし、私も昨年の8月9月の相場で感じました。これが、相場で生き残るのが難しい一つの大きな理由だと心底感じました。
勝率80%!!と書かれた人寄せの手法は、その年のその通貨ペアでのフィッティングの可能性が高いです。全商品で80%勝てる手法があれば、それは、もはや資本主義の頂点にたつ人です。。と、、思います。。((^^;)
最近すごい誇大広告多いですねー。
素直に私の型でエントリーした直近のデータでみると
(実際にエントリーしたわけではなく、あくまでデータです)
■日経 17勝11敗
■ドル円 22勝14敗
■ドルカナダ 27勝24敗
■カナダ円 26勝19敗
■ユーロドル 34勝30敗
■ユーロ円 29勝17敗
■ユーロポンド27勝27敗
■ポンドドル 33勝20敗
■ニュージーランド円 20勝22敗、、、、、と続きます。。。
同じ型でも、投資先によって、こんなに勝率に差があります。
(手法で勝率5割以上でも実際は、夜中は寝ていますし、若干の感情のブレがありますし、データの数値通りにはいかないですが)
どうすれば良い?
では、どうすれば良いのか?
まず、型をあまり短期間の勝率に拘らずに組み立てていき、汎用性の高いものを選ぶのが良いかと、、オシレーター系はあくまで参考程度にした方が良いかと思っています。
クラシカルな手法の方が、長く通用するような??気がしています。
連敗した8月9月からずっと迷っていました。
私個人の型の結論としては、
各通貨ペアの強弱をみて、最適な組み合わせであろう、通貨ペアを選び、フィットさせる。。です。通貨ペア選びの重要性。
通貨ペアを選ぶ私の4つの要素ですが、
⓵ブレイクまでの距離
(ポンドは50pipsの距離でも狙いますが、ユーロやオセアニア通貨だとスルー等)
②ブレイクする時間
(欧州通貨は欧州の相場時間で、オセアニアはアジア時間で)
③ブレイクする角度
(トレンドラインの傾き)
④ブレイクする現在位置
(長期足からみて、現在値がどの位置か)
に加えて、少し以前より、斜めのトレンドラインも少しだけ意識しています。
相場の神様、今年は躍進の年になりますように。。。
※)2020年当時の型で、現在はかなり異なってます。。。