投資家KAJI の トレード戦略ブログ

KAJI(カジ):元教育職20年・投資{株式・FX・CFD・オプション}、民泊事業・賃貸業・太陽光事業等を実施中。常に悪戦苦闘!このブログはトライ&エラーで、精進していくための記録用です。

余談編:ブレイク手法のレンジでの戦い方

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IH足

レンジでは、ブレイクアウトの手法の人が今まで得た利益を全て吐き出す可能性がある場所です。上記は2020年6/25〜7/7の豪ドルです。

長い上昇から一服、値動き荒く、一段下落したのが1の箇所です。

ピンクの囲いが押し安値をさらに上回り(下回り)ブレイクした箇所

白い丸がそのブレイクしたローソク足です。(見にくくて、すみません💦)

 

1.最初の下落の場所です。ブレイクは7時です。10pipsのブレイクで失敗ポイントです。

ここは、そもそも、上位足に反対向きでの最初のブレイクなので、確実に見過ごした方が良い場所です。

見送る理由:上位足に反対向きへのブレイク・すでに100pipsほどの下落の後

 

2.その後、上むきへのブレイクです。(荒い展開です)朝4時です。ブレイクの時間帯がいまいちなのと、直前のローソク足の作られ方が強引過ぎて、エントリースルー。6pipsでブレイク失敗その後-44pips下落。早朝にブレイクして、こういう展開多いです。

 

3.今度は4日後の18時に下向きのブレイクです。かなり荒い展開続きます。18時です。

10pipsでブレイク失敗です。時間は良いですが、ローソク足がレンジの上から下まで一気に作られてのブレイクです。ベア派の体力出尽くしなので、怖いエントリーです

 

4.一段上に抜けてのブレイクです。4pipsのみで失敗。ここは成功したい箇所です。💦
22時です。その後恐怖のY波動がでています。ここは、短期筋がほぼ死亡してしまいます。

 

5.22時です。10pipsのブレイクの後、-40pipsまで下落、失敗ブレイクです。ここも前5本のローソク足の形成が不自然で荒い動きです。ブレイクまで距離があり、1本で30pipsも動いたあたりです。

 

6.最後の6番目は、16pipsまでのびましたが、その後-60pipsで失敗と言えます。

 

上記6箇所のブレイクすべてエントリーしてたらぞっとします。6連敗する確率は統計上1/64です。非常に難しい立ち回りのレンジです。しかし、ここはレンジだと気づくのは、多分2番目の後くらいの時間が経ってからだと思います。(ブレイク手法の人がレンジと気づいた時点で手法変えるのも一案です

 

レンジでのブレイクのまとめ:

大きな相場の後の一段下がった最中なので、すでに、売り買いが交錯してきて、かなり動きが荒い日が続くことは事前に予想できます。そこで、まず慎重にエントリー箇所を厳選していく意識はもてます。

1は、絶対スルーです。2は、私ならエントリーしています。3は、強引過ぎる足なので慎重にスルーしたい箇所です。4は、レンジから抜け出した後で確実にエントリーしてしまいます。5はブレイクまでの距離が遠く、スルーしたい、6はエントリーしてしまうと思います。

振り返って慎重に精査しても6戦中、0勝6敗が0勝3敗?にできるかどうかの難しい場所です。リスクリワード1:2で挑んでいたら、全く問題のない連敗ですけど。意外と難しいですよね、1:2って。