投資家KAJI の トレード戦略ブログ

KAJI(カジ):元教育職20年・投資・民泊・賃貸業・太陽光事業等を実施中。常に悪戦苦闘!このブログはトライ&エラーで、精進していくための記録用です。

余談編:テクニカル分析か、ファンダメンタルズ分析か?

さて、以前より、多くの投資家が、過去のチャートを分析し、未来を予想するテクニカル分析か、政治の方針、経済の指数等を使って今後の動向を予想するファンダメンタルズ分析か、意見がわかれていました。

 

テクニカル分析

テクニカルでは、人の欲望がチャートを形成すると言われますが、利益がのってきたので、一旦利確する→押し目ができる→さらにそこを狙って売買が入る。昔から欲望で形成されるチャートには、ある一定の法則があるのは確かです。それを利用して売買するのも納得がいきます。

例えば、人間の欲望は3段階で形成されているといわれ、チャートが、3段階になり、それをエリオット波動や他の呼び方で理論として説明されています。

教科書通り書くと

「最初、早仕掛けの人たちがポジションを持つ」第1波

「利益の乗った人の一部が利確する」押し目(下落)

「次にその上昇をみた投資家が、ポジションを持つ」第2波

「利益の乗った人たちの一部が利確する」押し目(下落)

「最後に、第2波の大きな上昇をみた一般の人が、ポジションを持つ」第3波

その後新聞やメディアで「〜が上昇を続けています」

と記事が出るときには、ガラガラガラっと下落をはじめる瞬間だったりします。

じゃあ第1波で買えばいいじゃん!と、簡単そうに聞こえます。

しかし、動いている相場の中で、テクニカルでトータルで勝つには、これほど難しいのかと実感しています。

 

 

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルは、最近だと、トランプ大統領の経済政策や、黒田日銀の金融緩和などがわかりやすい例です。

例えば、「アメリカのFRBが、政策金利を段階的に0.25%ずつ引きあげていくことが決定された」、というニュースがあったとしたら、ドルが今度強くなって、新興国からドルにお金が逆流することが安易に想像できます。今まで金融緩和してきたアメリカが、引き締めを行うわけですから、メキシコペソ、トルコリラ南アフリカランド、なんかが下落するのが予想されます。実際にそうなりました。

※そういえば、トルコリラ どこまで下げるでしょうか?

 

この流れに乗って、売買するのもとてもわかりやすいです。

しかし、テクニカルではそう簡単に勝てないのと同様に、ファンダメンタルでもそう簡単には勝てません。

なぜなら、すでにポジションをもっている人が大勢いるので、ニュースが出た瞬間、反対に動くこと多々。「噂で買って、事実で売れ」といいますよね。

トヨタ自動車が過去最高益!」とニュースがでた翌日から下げ出します。もうすでにトヨタの業績が良いことは折込済みで買いたい人はポジション持っているので、事実のあとは売られて下がるだけになってしまいます。

 

結論:テクニカルでチャートの動きみながら、考えるのも楽しいし、ファンダメンタルで発表後の動きの反応みるのも楽しい、そして、、占星術も楽しい、、という結論でございます。

また、月の写真撮影します。