投資家KAJI の トレード戦略ブログ

KAJI(カジ):元教育職20年・投資・民泊・賃貸業・太陽光事業等を実施中。常に悪戦苦闘!このブログはトライ&エラーで、精進していくための記録用です。

10/30:電力問題が本格化・・原発関連・・・

 毎日120社ほどの財務みています。損益みて、気になれば、さらにキャッシュフローみて、貸借みる、、さらに興味が湧けば、社長の経歴や持ち株数、会社の経営計画をみて、過去のIRみて、、、みたいな感じです。

 見過ごしがちですが、意外とキャッシュフローは大切と感じます。損益良くても、キャッシュみると手残りがないのも結構あります。棚卸資産であったり、減価償却費が重しになっていたり、売掛と買掛の差額であったり。

原発関連・・

 昨日は東北電力女川原発2号機が再稼働しました。大地震でストップしていましたが、防波堤を約30m新設し13年ぶりの稼働です。昨日は、女川原発関連で、岡野バルブが11%の躍進、さらに次世代の原発発電向けのバルブを開発中。

 TVE原発バルブ関連で金属リサイクルも開始で水素も手掛けます。

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 AIで電力の爆増が予想されているので、各国エネルギー問題が深刻です。米国もマイクロソフトがスリーマイル原発の電力購入の合意をし、グーグルやAmazonも次世代原発に資金を投入。日本では、日立!!

 原発は廃棄の問題等解決していないこと多いけど、是非テクノロジーを進歩させて解決して欲しい。

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本日のメモ

 徐々に決算企業が増えてきました。新規買いたいものはないですが、一応

四国電力9507:こちらはすでに原発再稼働しており、上半期で413億円の純利益を出しています。昨日は、2Q決算と上方修正。配当予想も増配。原発は定期検査によって停止日数が増えて、発電量が13%ほど落ち込む。前年同期では営業利益が落ちていますが、やはり効率よく発電するのは原発ですねー。株価安い!

ムサシ7521:情報機器。上方修正で中間純利益が1.4倍くらい予想。次の2Qの数字かなり良いことになります。新紙幣で貨幣処理機器の改造の需要あり。また、選挙の投票管理システムが上乗せ。おそらく一過性と思われる特需があったようです。

TVE6466:原発関連。バルブ。こちらも上方修正。会社のホームページ、リンクのミスでPDFが開けない。また、後ほどチェックします。(-_-;)

 

AIが本格化してくるに伴い、エネルギー関連、、これ、、大きなテーマで投資先としてさらに注目されてきそう。

 

 昨日の夕飯はなすびパスタ。ぼなぺTVチャンネルのこれ簡単で美味しい↓

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10/29:ビットコイン7万ドル! ボーイング社増資! 円安を背景に今日も好調?

 ビットコイン、新高値をとりにいきそうですね。7万ドルにのせてきました。日本円で1073万円。一方のイーサリアムは冴えない動き。完全にビットコインの一強となってきました。

ボーイング

 米国ボーイング社のスト長引いて経営が傾きかけてきました。ストの影響で生産が大きく滞りピンチだと以前ニュースになっていましたが、ついに増資。すでにストが7週間です。株式を発行して増資に踏み切ったようです。約3兆円を調達。

 株価は、増資により希薄化するので、株価もその後軟調に推移して下落してきました。日本の航空会社もボーイングに保守点検をドル建てで支払っているので、何か影響ありそう。

ボーイング社の日足チャート

今年の年初より、すでに40%下落。

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本日のメモ

 昨日は政治リスクで、日本売りで円安になり、悲しいことにこれを背景に輸送用機器が+3.5%上昇。医薬品、海運も好調に推移しました。医薬は、塩野義製薬が上方修正して、セクターが盛り上がりました。

 

開示で気になったのはないけど、一応

富山第一銀行7184:上方。中間純利を80億→105億。有価証券関係損益の増加および与信関係費用の減少が当初予想を上回る見込みとなった、とのこと。

 

その他

太平製作所6342:合板機械。すでに大型需要が一巡したとの会社のコメントありましたが、株価も下がり、もうすぐ2Q。割安だし、もし数字が良ければ、面白そうで一応横目で。

エイチワン5989:ホンダ系列フレーム。価格改定、労務費削減、減損によって減価償却の負担を軽くして、さらに円安効果も。次の数字も多分よさそう??

日本化学工業4092:価格改定により、販売価格に転嫁。棚卸資産の評価損が減少。車載の電池が好調。

 

決算は念入りに調べて入っても、「こっちがきたかー」というのがあり、毎回勉強になる。

 

↓昨日のこのレシピ作りましたが、かなり美味しい。シェ松尾さんの料理みれるのは幸せ。人生初、料理でケッパーを使った。

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10/28:自民大敗で朝から日本円売り・・個別株は円安背景に上昇・・

 自民大敗ですねー。野党票がもう少し各党に分散するかと思ってましたが、立憲が躍進。地元大阪7区は維新が当選。

 私としては、裏金問題、政治を動かすには、裏金は必要と思っているくらいです。メディアは裏金ばかり議論しとりますね。

 問題は、円安のインフレ時に、インボイス増税を実施し、金融所得課税の増税を議論しており、かといって日銀のインフレ対応の金利上昇には圧力をかけてるのが、どうも政策が矛盾しているなー、と。過去最大の税収入ある中、物価高で増税議論って、ちょっとねー。石破首相就任後、株式市場が大幅下落するし。。。(-_-;)

本日のメモ

 自民大敗を受けて、朝から円売りが再開し、ドル円クロス円ともに上昇。円安背景に株式上昇してきました

現在9時過ぎは

プライム+0.2%・スタンダード+0.3%・グロース+1.2%。久しぶりのグロース市場が好調。

セクターは、海運が最も上昇しています。+1.7%。

 

金曜の開示メモ

福井銀行8362:福井県カニが美味しい。上方修正。↓引用

利回りの改善を図りつつ貸出金利息及び役務取引等利益を予想比伸長させたことや、過年度に償却した債権の回収により取立益を計上したこともあり

地方銀行結構、業績伸ばしているところが散見されます。これ、このままいくとPER5倍くらいのかなりのバリューになるんじゃない。PBR0.29と、こちらも安い。

東京インキ4635:修正。営利は若干低下。どうやら、生産体制の再構築に費用が先行しているとのこと。有価証券売却益がのっかって、純利は増加。

エムケー精工5906:修正。これ、いいでないの。主力の洗車機が引き続き好調。工事用保安機器が好調。生活関連商品も好調。売上増、利益率好転。営利、経常、純利ともに大きな上方修正です。

 

持ち株は、8割ほどが上昇。ひとまず、安心。

少しニュース聞きながら、今日も11月決算の準備していきます。

投資脳を育てる(行動経済学)・・・

タレントのタムケンさん、芸能活動や焼肉、中華屋、各企業とのコラボ商品、やり手だなーと思ってたら、50歳で再チャレンジで渡米する。現状を変えて挑戦するのは、なかなかできることではないので、応援したくなります。

投資脳を育てる・・

 行動経済学の本を読んでいて、株式投資にも結構あてはまることが多いと感じ、ちょっとコラム書いてみます。

参考文献:ダニエル・カーネマン著 ファストスロー

    :橋本之克著 行動経済学

保有効果

 人が何かを保有した時、保有した瞬間に本来の価格以上に価値があると思い込んでしまう現象。そして、保有している時間が長いほど、目にする機会も多くなり、自然と愛着がわいてきます。結果的に、さらに価値があると思い込んでしまいます。

 この現象、株式投資でも同様のことがおきます。その銘柄を買った瞬間、この会社はもっと価値があると思い込んでしまいますし、保有期間が長いと一層愛着が湧き、手放せなくなります

IKEA効果

 IKEAの家具はDIYで自分自身で組み立てるために、多少の労力が必要です。そして、多少の労力をかけて作った家具は、より価値があるものとして捉えてしまう現象。あとスマホのゲームも、時間をかけてアイテムを獲得してレベルアップしたものはより価値があると思いこみ、結果的にゲームをいつまでも消去できません。

 努力して得た地位を捨てるのも、かなり難しい。高齢者でまだ会社の代表をやってる人がいますが、努力して(IKEA効果)得た地位(保有効果)を手放すのは相当に難しいのでしょう。

 投資でいうと、努力してようやく見つけた投資先(銘柄)は、手放すことができない状態です。

損失回避

 これは、プロスペクト理論と名付けられていますが、人は得た利益での快感より、被った不利益での不快を2倍以上に感じるというもの。例えば、投資で100万が200万になった喜びより、100万が50万になった不快の感情が激しいというもの。なので結果的に損失を回避する行動をしてしまいます。

 

 投資に置き換えると、2つの悪い現象が起きてしまいます。

 

1.確率で考えたら、優位性のある投資でも、もし失敗したらと感じ、行動できない。

 1円でも損をしたくない(預金を減らしたくない)と感じ、優位性があっても、リスクのあるものを回避してしまう。確率で考えれば有利な状況でも、何もしないを選択してしまいます。

 

2.持っている銘柄が評価損を抱えているが、これを確定すれば損失となるので、見て見ぬふりをして損失を回避してしまう。回避した評価損はさらに大きく膨らむことが多く、結果的に塩漬け(損失を放置しておくこと)という最悪の判断をしてしまう。

 逆に評価益が出た時は、すぐに獲得しようする本能が働き薄利になる。

 この行動は人間の本能のようです。生きるために、目の前の果実はすぐに採り(薄利)、リスクはなるべく回避する。

投資脳とは?

 これらを考えると、普通に行動して投資をしていると、ほとんどの人が知らず知らずトータルで負けてしまう行動をとってしまいます。上記の本能に逆らうには、人間は上述した性質を持っているので、リスクとリワードを毎回しっかり考えて、リワード>リスクとなるよう優位性を探して、数をこなしていくしかありません

リスクリワードの割合

 上記表は、バルサラの破産確率の表です。赤い箇所が、資金が減っていき、いずれ破産するエリアです。例えば、ペイオフレシオ(リスクリワード)が2の箇所を見ると、勝率が40%でも資金が増えていきます。3の箇所をみるとトータルの勝率が3割でも資金が増えていきます。なので、重要なのは、勝率よりもペイオフレシオだと感じます。

 

 何かに投資するとき、真っ先に考えることは、自分が損失する可能性の金額<自分が得る可能性の金額の割合(レシオ)がどれほどか?を意識して、保有効果やIKEA効果は横に置いておき、数字だけで判断するのが投資脳的な考えと思いブログ書いてみました。

 

偉そ~うに書きましたが、10月の成績は全くよろしくありません。

悪しからずご了承ください。チーン(-_-;)